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2016年10月12日

【物 流】全ト協 助成金活用の手引きを作成


平成28(2016)年10月3日、全日本トラック協会(全ト協)は、従業員のスキルアップに計画的、体系的に取り組む事業主を対象に「助成金活用の手引き」を発表した。

「助成金活用の手引き」では、トラック運送事業者が、普通運転免許を保有しているドライバーに対し、大型免許を取得させる場合、自動車教習所の講習費用と講習期間中の賃金の一部が助成される「キャリア形成促進助成金」について紹介している。助成金の申請準備・手順概要は以下のステップ1〜6の通り。

<ステップ1> 職業能力開発推進者の選定
→従業員の能力開発を計画的に実行するキーパーソン(経営者や人事労務の責任者など)を選定する。

<ステップ2> 事業内職業能力開発計画の作成
→「経営理念・経営方針」、「人材育成方針・目標」、「雇用管理方針など」等、8つの事項から成り、会社の経営計画における人材育成の中核となる計画のこと。

<ステップ3> 年間職業能力開発計画の作成
→実際に郷愁を行う教習所に相談するなどして、具体的なスケジュールを立てる。

<ステップ4> キャリア形成促進助成金訓練実施計画届の提出
→訓練実施の1ヶ月前を目処に、事業主の事務所の所在地を管轄する都道府県労働局に、企業情報書類(会社案内や登記簿謄本など)、年間職業能力開発計画、訓練別対象者一覧などを提出。

<ステップ5> 職業訓練の実施
→教習所での教習を開始。計画通りに通所できない場合は変更届の提出が必要。

<ステップ6> キャリア形成促進助成金支給申請書の提出
→訓練終了日の翌日から2カ月以内に必要書類を事業所の所在地を管轄する都道府県労働局に支給申請を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者