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2016年10月06日

【アジア】Kobo社 台湾向けに電子書籍ストアを開設

楽天子会社のRakuten Kobo(以下「Kobo社」)は、台湾向けに電子書籍ストア(現地語表記:「樂天Kobo電子書商店」を開設した。台湾の大手出版社との提携により、中国語(繁体字)の作品や外国語作品の翻訳を含む数千のコンテンツが、台湾内外で読めるようになる。

Kobo社が運営する台湾向けの電子書籍ストアは、現地の専任チームにより管理され、台湾の人気作家による小説やビジネス書、雑誌、旅行ガイドなど、中国語で人気の数千タイトルの豊富なラインナップを提供する。また、Kobo社は、iOSおよびAndroid(TM)OS搭載のスマートフォンやタブレット端末で利用できる電子書籍リーダーアプリの中国語版も開発し提供を開始した。台湾の読書好きなユーザーは、中国語のコンテンツだけでなく、Kobo社が提携する世界の様々な出版社が刊行する数百万タイトルの外国語コンテンツも、手持ちのスマートフォンやタブレットで楽しむことができる。

Kobo社は台湾において、大手出版社である城邦出版集團や遠流出版公司、讀書共和國、圓神出版集團、時報出版などと提携し、各社が提供するコンテンツを取り扱う。台湾外のKoboのサービス利用者は、Koboのグローバルストアを通じて、様々なジャンルの中国語コンテンツにアクセスできる。

Kobo社は、台湾向けの電子書籍サービス提供に先立ち、トルコとメキシコでもそれぞれサービスの提供を開始しており、現在では世界約20カ国・地域で、各地に特化した現地語作品や翻訳作品を含むコンテンツを提供している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| アジア