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2016年09月29日

【物 流】全ト協 中央近代化基金「激甚災害融資」を実施


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、平成28(2016)年8月16日〜9月1日までの間に発生した暴風雨及び豪雨による災害で被害を受けたトラック運送事業者の経営安定確保に資するため、今般の災害を同協会の、「近代化基金運営要領」に規定する激甚災害と認定し、融資事業を実施すると同年9月27日に公表した。

推薦対象者は、同年9月23日付の政令第309号にて激甚災害に指定された暴風雨・豪雨により下記の@とAのいずれかに該当する貨物自動車運送事業者及び、その共同体・持株会社であり、各都道府県トラック協会(以下、地方ト協)に加入していること等が条件である。

@平成28(2016)年8月16日〜9月1日までの暴風雨及び豪雨による激甚災害によって事務所又は主要事業用資産が全壊・半壊・その他これらに準ずる被害を受けた者
A今般の激甚災害により今後2カ月の運送収入または輸送トン数が前年同期と比較し、20%以上の減少が見込まれる者

公募期間・枠は同年10月3日〜10月31日であり、本社所在地の地方ト協への申し込みが必須とされている。被害を受けた事業所が本社所在地以外の都道府県である場合は、被害を受けたことを証明できる被災証明書等を提出することが義務付けられている。

公募推薦総枠は5億円とし、個別企業体は5千万円、共同体は1億円を限度としている。据置期間は1年以内であり、経営安定の確保を目的とした事業の再建または正常な操業維持に必要な設備資金・運転資金とすること、さらに設備が完成(購入)後には規定の報告書を提出するよう呼びかけている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者