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2016年09月26日

【流 通】東急電鉄と日立製作所 駅構内カメラ画像配信サービス「駅視−vision(エキシビジョン)」を正式に開始


東京急行電鉄(以下 東急電鉄)は、駅構内の様子を配信する「駅視−vision(エキシビジョン)」を、2016年10月上旬から、二子玉川や武蔵小杉をはじめとする東急線60駅で正式に開始する。また、順次対象駅を広げ、2018年度初頭までに東急線全駅(こどもの国線、世田谷線を除く)に拡大する。

「駅視−vision」は、日立製作所が開発した画像データ加工技術を活用し、駅構内カメラから取得し加工処理を行った画像を、スマートフォン向け「東急線アプリ」およびイッツ・コミュニケーションズとケーブルテレビ品川が提供するテレビ自動お知らせサービス「テレビ・プッシュ」に配信する。大幅な遅延を伴う運行支障発生時に、駅の混雑状況などを、利用者に視覚的に、かつタイムリーに提供し、負担感の軽減や、東急線のさらなる安全性向上を図る。

「駅視−vision」は、2016年3月より東急線溝の口他計6駅を対象とした実証実験を実施し、期間中、配信を適切に実施できたことや、アンケートから利用者の高い評価を得られたこと、運行支障時やイベント開催時など、混雑が見込まれる際に利用されている実績が確認できたことから、正式に開始する。

今回採用した日立製作所の画像データ加工技術は、利用者のプライバシーを保護するため、個々人の画像を人型のアイコン画像に置換して表示する。全ての運用、データ管理は東急電鉄が行い、日立製作所はデータ加工技術の提供のみを行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通