2016年09月23日
【物 流】物流連 「第3回物流業界インターンシップ」を開催
日本物流団体連合会(以下、物流連)は平成28(2016)年9月5日から9月9日までの5日間、物流連会員企業31社と共同で「第3回物流業界インターンシップ」を開催した。
平成28(2016)年度は受入れ定員に達したため、2日目からのインターンシップに参加できない学生に対して、初日のプログラムを終日出席可能としたり、インターンシップ自体の受入れ枠を拡大したことで、大学3年生を中心とした参加者が前年の222名から約300名へと増加した。
初日はオリエンテーションとして、物流連理事長の挨拶や物流業界で活躍する女性による学生に対するメッセージ、物流連事務局長による物流業全般の基礎知識習得のための講演会が行われた。続いて行われた参加企業による業界研究セミナーでは、学生が興味のある企業ブースを訪れ、多種多様の業種で構成される物流業について多角的に情報収集を行った。
2日目から4日目は、物流業の社会的重要性や先進性について実際に肌で感じてもらうことを目的に、各社物流拠点の見学や座学、現場体験業務や座談会といった各社工夫を凝らしたカリキュラムを体験する機会が設けられた。
最終日は、今回から後援を受けることとなった国土交通省より「物流政策について」と題して、「日本における物流の概況」や「物流生産性革命の推進」、「国土交通省の最近の取組み」「災害時の支援物資輸送」についての講演が行われ、学生からは物流の業界規模の趨勢や、人手不足問題等に関して活発な質疑があった。同日午後からは参加企業の若手社員との座談会が行われ、5日間の全日程が終了した。
参加学生からはインターンを通して、実際に物流施設を見学・体験することで物流業への理解が深まる良い機会になったという声や、一度に複数の企業と接点を持つことができて良かったという声が上がっていた。
今後、物流連では「物流業界インターンシップ」の継続事業として平成29(2017)年1月に予定されている「第3回物流業界研究セミナー」の開催に向けての準備を進めていく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
