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2016年09月23日

【流 通】電通とハロイド O2O2Oスキームを共同企画・開発


電通とHAROiD(以下:ハロイド)は、キャンペーン参加を促す企画テレビCMに触れた視聴者を流通店舗へと誘導するO2O2O(Onair to Online to Offline)スキームを共同で企画・開発し、2016年9月20日から提供を開始した。

このスキームは、ハロイドが得意とするテレビ起点の大量オンラインアクセスに対応したソリューションと、コンビニエンスストア各社が店舗に設置しているクーポン発行端末との連携によって、テレビCMの視聴者をコンビニへと誘導することができるようになった点に特徴がある。

このスキームにより、キャンペーン参加を促す企画テレビCMを視聴してスマートフォンなどでアクセスした人(以下「参加者」)が、応募専用サイトで簡単なクイズなどに答えると、抽選などでコンビニのクーポンが取得できる。手元に届いたクーポン情報をコンビニに持ち込み、店頭にある発行端末でクーポンを発行し対象商品と一緒にレジに持っていくと、その商品を無料もしくは割引価格で手に入れることができる。また、キャンペーン参加者がソーシャルメディアなどで拡散した情報に触れた人にも、そのキャンペーンに参加する権利が付与される。なお、応募にはHAROiDアカウントが必要で、登録時のメールアドレスに当選・落選通知が届き、当選者は専用ページにアクセスすることでクーポン情報を取得できる。

当スキームは、キャンペーンCMによって商品への興味が高まった人々を、短期間の間にコンビニに送客し、新商品発売やリニューアル時の無料サンプリングなどを効率的に行える。この仕組みにより、広告主は戦略的にセールスボリュームの拡大を狙っていくことができるようになる。

このスキームに対応している流通店舗は、現時点ではコンビニチェーンすが、順次、その他流通店舗にも拡大していく予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通