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2016年09月21日

【物 流】JR貨物 平成28(2016)年8月輸送動向


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は平成28(2016)年8月分の輸送動向を発表した。

同月は、高速貨367本、専貨8本が運休となった。(前年同月は高速貨158本が運休)これは、上旬における東北線・東海道線大雨の影響と中旬から下旬にかけては台風7、9、10、11号の接近及び上陸が影響している。

コンテナ貨物の輸送実績は、1,649千トン(前年比96.5%)である。品目別輸送は、エコ関連物資が36千トン(前年比108.2%)であり、関東初の焼却灰・亜鉛ダスト輸送が好調に推移したほか、化学工業品が160千トン(前年比102.6%)となっている。一方、北海道地区での中旬以降の度重なる大雨被害により農産品・青果物が150トン(前年比88.0%)となった。その他にも鉄道へのシフトが続いている飲料を中心とする食料工業品が相次ぐ自然災害の影響を受け、前年を下回った。

車扱貨物の輸送実績は709千トン(前年比102.9%)であり、品目別輸送では、石油が盆休期の需要により457千トン(前年比103.5%)と好調であった。

コンテナ貨物・車扱貨物の合計は、2,358千トン(98.4%)であった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者