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2016年09月21日

【アジア】NECグループ キルギス最大の国際空港向け航空保安システム受注


NECとNECネッツエスアイは、キルギス共和国のマナス国際空港向けに航空保安システムを受注した。受注金額は約8億円で、国際協力機構(JICA)によるODA資金(無償資金援助)が活用されている。

NECは、航空機の安全な飛行・着陸進入を支援する計器着陸装置をはじめとする航空保安システムを担当します。NECネッツエスアイは、現地でのシステム設置工事及び、システムインテグレーションを担当する。

キルギスには、5つの国際空港と6つの国内空港があり、その中でも首都ビシュケクに位置するマナス国際空港は、キルギス最大の国際空港で、国際線による旅客数は、過去6年間で年率平均10%以上伸びており、今後も更なる増加が見込まれている。その一方で、空港は起伏が多い山岳部にあるため、濃霧による低視界時に着陸できない事例が発生している。このため、低視界時での航空機の安全・効率的な運航のために新たな航空保安システムの導入が求められていた。

NECとNECネッツエスアイは、ラオスや、ミャンマーなどの主要空港の航空保安システムの整備を手掛けるなど多数の実績を有し、こうした実績をもとに、重要な社会インフラの1つである空港に向けたソリューション提供をさらに強化していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア