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2016年09月20日

【知 識】古野電気とフィンランド・NAPAが船舶運航のデジタル化支援に関する協業開始


古野電気とフィンランドのNAPAは、全世界の船舶運航に関するデジタル化をサポートするサービスの販売、開発および事業化を共同で推進していく事に合意した。

今回、古野電気とNAPAは、本船上で計測されたデータシグナルを収集・レポートするソフトウェア「NAPA Performance Monitoring」と「NAPA Logbook」を共同で販売すると共に、商品開発・事業化の取組みを開始する。具体的には、古野電気の舶用電子機器、衛星通信サービスと、NAPAの電子データ収集・レポート・分析に関するソフトウェア技術を組み合わせたデータコミュニケーションサービスを通じて、海運会社・船舶管理会社・船舶保有会社による船舶運航の効率化や船員の業務生産性向上、陸上における船舶管理業務の最適化に貢献する。

NAPAが提供する2種類の運航支援ソフトウェアは、モニタリングデータを船陸間で共有するだけでなく、高度なデータ解析技術により運航の効率や安全性を高めることができる。また、二酸化炭素(CO2)排出量監視に関する欧州の環境規制(EU MRV)などへの対応を見据えた、本船データの収集、レポート、保持に関わるソリューション提供に向けた取組みも進めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 知識