2016年09月09日
【環 境】三菱商事、ＥＮＧＩＥ、日本郵船 ＬＮＧ燃料・販売のブランド「ＧＡＳ４ＳＥＡ」を発表
三菱商事、ＥＮＧＩＥと日本郵船と共に船舶向け液化天然ガス（以下ＬＮＧ）燃料の供給・販売に関する全世界ブランドとなる「ＧＡＳ４ＳＥＡ」を立ち上げた。
ＬＮＧは重油に比べ環境負荷物質の排出量を大幅に低減することが可能であり、ますます厳格化される船舶に対する排出ガス規制への有力な対応策とされている。また、その安全に関する実績や、安定したＬＮＧインフラに基づく供給体制により、船舶用燃料としての活用は今後更に広まっていくことが期待されている。
平成２６（２０１４）年にＥＮＧＩＥ、日本郵船、三菱商事の３社は、ＬＮＧの燃料供給事業の全世界的な市場開拓に関する基本合意書を締結した。この合意を受け、３社は「ＧＡＳ４ＳＥＡ」のブランドの下、平成２８（２０１６）年中に世界初となる新造のＬＮＧ燃料供給船を利用し、ベルギー・Ｚｅｅｂｒｕｇｇｅ（ジーブルージュ）港を拠点としたＬＮＧ燃料供給・販売事業をスタートする。今後、日本郵船のＬＮＧ輸送によって培われたノウハウと、ＥＮＧＩＥ及び三菱商事が持つＬＮＧ供給網や物流を活用し、環境負荷が少なく、安全でかつ経済性にも優れた船舶向けＬＮＧ燃料供給サービスを世界の他地域にも展開していく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】
