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2016年09月05日

【物 流】物流連 平成28(2016)年度第3回「海外物流戦略ワーキングチーム」を開催


日本物流団体連合会は、平成28(2016)年8月30日に千代田区霞が関の尚友会館ビルで、平成28(2016)年度第3回「海外物流戦略ワーキングチーム」を開催した。海外物流戦略ワーキングチームは、物流事業の海外進出に関する課題について、官民連携して検討することを目的としており、今回は、国土交通省の町田国際物流課長を始めとする幹部、会員企業から総勢26名が参加した。

ワーキングチームでは、始めに、「インドネシアにおけるRoRo船を活用した海上物流システム近代化に係る実証事業」をテーマに、平成27(2015)年度の物流パイロット事業のひとつとして、2016年春に実施された、RoRo船を使用したジャカルタからカリマンタン島のバリクパパンまでの内航貨物航路による物流システム・実証実験の結果に関して説明があり、以下のことが言及された。

1、今回の実証実験がインドネシア国内初のRoRo船による海上コンテナ輸送となった事
2、今後の実現に向けた課題として、「タンジュンプリオク港の混雑というハード面」、「RoRo船によるコンテナ輸送の規制というソフト面」が浮き彫りになった事

その後、「第6回日中韓物流大臣会合の開催結果」や今秋実施予定の「インドネシア・フィリピンへの海外物流実態調査」等についての説明が行われた。尚、ワーキングチームの活動は、平成28(2016)年度も、物流連の重要な業務と位置付け、適宜、現地情報や実務に詳しい会員企業や外部専門家の参加を得ながら進めることとし、次回は、同年10月下旬の開催を予定している。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流