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2016年07月29日

【物 流】JR貨物 「輸送動向について(平成28年度第1四半期分)」を発表


平成28(2016)年7月12日、日本貨物鉄道(JR貨物)は、「輸送動向について(平成28年度第1四半期分)」を発表した。

これによると、当期は高速貨222本が運休した(前年同期97本)。4月14日より断続的に発生した熊本地震や、6月下旬の鹿児島線・山陽線の大雨等の影響としている。

コンテナ貨物の取扱量は、5,239千トンであった(前年同期5,291千トン、99%)。『食料工業品』の鉄道へのシフトが好調に推移(前年比103.2%)した他、『積合せ貨物』や『エコ関連物資』が前年を上回った(同101.0%、104.4%)。一方で、『農産品・青果物』・『紙・パルプ』の荷動きが低調(同94.2%、97.3%)なことや、熊本地震による東海発・九州向けの『自動車部品』の発送が減少(同96.0%)したことが影響した。

車扱貨物の取扱量は、『石油』の発送が堅調(同100.7%)であったこと、『セメント・石灰石』の荷動きが好調(同122.7%)であったことから、1,869千トン(前年同期1,782千トン、104.9%)となった。

コンテナ・車扱貨物の合計は7,109千トン(前年同期7,073千トン、100.5%)となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者