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2016年07月29日

【流 通】九大 キャンパス内の混雑状況と予測を知らせる「K−now」を開発


九州大学基幹教育院の島田敬士准教授とアドインテは共同で、九州大学の混雑状況を知らせるシステム「K−now(ノウ):Kyushu University Now」を開発し、サービスを開始した。

「K−now」では、アドインテが開発したAIBeaconというセンサを利用しており、AIBeaconに電波接触した無線機器(スマートフォンやノートPCなど)を計数することで、センサ周辺の混雑状況を推定する。また、過去の混雑データを活用して、今後の混雑予測も行う。ユーザは、スマートフォンやPCからK−nowが提供するWebページにアクセスすることで、キャンパス内の食堂やバス停、交流広場などの混雑状況を知ることができる。また、ユーザはWebページを通して現場からの混雑レポートを返すこともできる。

今後は、システムが推定している混雑レベルと、ユーザが感じる混雑レベルのギャップを埋めるためのログ分析を通して混雑状況の推定精度を高めたり、学内の関連プロジェクトと連携して、混雑予測性能を高めたりする工夫を行っていく。また、飲食店や商業施設、レジャー施設などなど、混雑状況をリアルタイムに知りたいというニーズの高い場所でも広く利用していただけるように、利用環境の提供を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通