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2016年07月06日

【環 境】JMU 次世代省エネ型VLOC命名・引渡し


ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は、平成28(2016)年6月30日(木)、有明事業所(熊本県)にて建造していた環能海運股分発注の、GEM NO.1 MARITIME CORPORATION向けVLCC “GEM NO.1”を引き渡した。

同船は、次世代省エネ型タンカー"G-Series VLCC"の1番船であり、スポットトレード向け最適船型として累計35隻以上の建造実績を誇る2百万バレル型VLCCの系譜を受け継ぎ、最新規則を適用しつつ燃費性能の大幅向上を目指して開発された。

JMU独自の技術として、最新鋭の省エネデバイスである新型Super Stream Duct、SURF-BULB、A-LV Fin、及び実海域性能の向上を目的とした船首形状Ax-Bowを採用しており、低回転・ロングストロークタイプのG型エンジン(NOx Tier II対応 電子制御主機関)と高効率の大直径プロペラの採用により、従来船を大幅に上回る性能を達成した。更に、バラスト水処理装置(BWMS)を標準装備し、環境にも配慮している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】