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2016年07月05日

【環 境】ヤマト運輸 第17回 物流環境大賞「物流環境保全活動賞」を受賞


ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は、日本物流団体連合会主催の第17回物流環境大賞において、路線バスを活用した宅急便輸送「客貨混載」の取り組みが「物流環境保全活動賞」を受賞した。

過疎化や高齢化が進む中山間地域におけるバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的として、同社はバス事業者と連携し「客貨混載」を開始した。トラックで運行していた区間の一部を路線バスに切り替えて輸送することで、CO2排出量の削減につながり、環境負荷低減を実現することができた。

また、環境負荷低減に留まらない幅広い効果として、バス事業者にとってはバス路線網の維持につながる新たな収入源が確保され、バス路線網の維持につながる。同社にとってはセールスドライバーが地域に滞在する時間が増え、集荷時間の延長など、より地域に密着したサービスを行えるようになった。これにより、地域住民にとって、生活交通路線である路線バスが安定的に利用できるなど、生活サービスの向上につながっている。

物流環境大賞について
日本物流団体連合会が主催し、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚を図ることを目的として、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する制度。平成12(2000)年に創設され、2016年で17回目を迎えた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 物流事業者