2016年06月29日
【環 境】JR東海、東海道・山陽新幹線次期新幹線車両｢N700S｣確認試験車の製作を決定
東海旅客鉄道(JR東海)は、平成28(2016)年6月24日、N700系以来のフルモデルチェンジとなる次期新幹線車両｢N700S｣の確認試験車の製作を決定し、新技術の最終確認を行うと発表した。
N700系の形状を踏襲しつつ、三次元形状を考慮したシミュレーション技術を活用して進化させた先頭形状(デュアル スプリーム ウィング形)の採用により、トンネル突入時の騒音を低減し、更に車体の平滑化や形状見直しにより走行抵抗の低減を図る。また、駆動システムに、低損失かつ高温下での動作が可能な次世代半導体｢SiC(炭化ケイ素)素子｣を採用し、大幅な小型・軽量化を実現。これらによりN700Aと比較して消費電力量を7%削減することを見込んでいる。
平成30年3月に完成の予定で、量産車は平成32年度を目途に投入するとしている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】
