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2016年06月14日

【流 通】セノー 「逆上がり練習器」を発売


セノーは富山大学佐伯准教授監修のもと「逆上がり練習器」を開発した。

「逆上がり練習器」は、鉄棒のバーに装着した器具に片方の足を掛け、反対の足を蹴りだすと同時に頭(上半身)を安定した状態で後方に回転させる。腰が支えられているため、頭を後方に投げ出すことへの恐怖感が軽減され、上半身と下半身の連動した回転を可能にし、逆上がりの感覚を身につけることができる。

逆上がりができない原因の一つに「後方回転感覚(頭を後ろに投げ出す動作感覚)の欠如」が挙げられる。後方回転の感覚は実際に体験しなければ身につけることができない。

これまでの逆上がりの練習は、下半身(足)の蹴り出し・振り上げの指導に重点が置かれることが多く、上半身の投げ出し動作による後方回転感覚の練習は、指導者の補助に頼ることが一般的だった。しかし、この逆上がり練習器は、補助に頼ることなく一人で何度も繰り返し練習することができ、後方回転感覚をつかむことが出来る。さらに足の蹴り出し・振り上げ感覚も同時に養うことができる。

富山大学佐伯准教授の実施した小学生への検証実験では、逆上がりが出来ない小学生37人がこの練習器を使用し練習を行った結果、37人中28人が1週間から1ヶ月以内に逆上がりができるようになった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通