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2016年06月14日

【知 識】デジタルガレージとBEENOS インドにおける投資事業で連携


デジタルガレージとBEENOSは、各々の全額出資子会社であるDGインキュベーション(以下:DGI)、BEENOS Asiaを通じ、インド最大の新車・中古車売買オンラインマーケットプレイス「Droom(ドゥルーム)」を運営するDroom Technology Pvt.Ltd.(以下:Droom)に共同で出資した。デジタルガレージはBEENOSの主要株主で、今回のDroomへの共同出資は、両社の関係強化後における連携の第一弾に位置付けられている。

Droomは、インドにおいてパソコンよりも広く普及しているモバイル環境でのインターネットアクセスにいち早く着目することで急成長を遂げてきた。新車・中古車(二輪車含む)を売買できるインド最大のオンラインマーケットプレイスを運営している。現在約47,000の自動車販売業者がDroomを利用し、約25,000台の二輪車、四輪車が出品され、月間流通総額約13億円(約1,200万米ドル)の取引が行われている。また、同社の専用モバイルアプリは、累計で約300万件ダウンロードされている(※)。今回の資金調達により、Droomは更にユーザビリティを高め、サービス基盤の向上を図るべくシステムや人員に先行投資をし、インド国内における圧倒的なポジションの確立および国際的な事業拡大を目指している。

デジタルガレージとBEENOSは、インドを含むアジア地域におけるスタートアップ企業への投資事業を中心に連携することで、新興市場各国における起業家の育成と事業ノウハウの横断的な収集を通じ、新たな事業の創造を追求する。

※ 実績数値は、2016年4月時点

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識