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2016年06月07日

【環 境】ヤマト運輸、路線バスが宅急便を輸送する「客貨混載」の路線拡大へ


宮交ホールディングス傘下の宮崎交通とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は、関係地方自治体(宮崎県、延岡市、高千穂町、日之影町、諸塚村、日向市及び美郷町)と連携し、平成28(2016)年6月1日より、過疎化や高齢化が進む中山間地域におけるバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的として、宮崎県の県北に位置する延岡市−高千穂町、諸塚村−日向市を結ぶ2路線で「客貨混載」を開始する。

平成27(2015)年10月に宮崎交通とヤマト運輸は、西都市−西米良村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始し、過疎化や高齢化が進む中山間地域におけるバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上に取り組んできた。中山間地域のバス路線網が維持されると共に、ヤマト運輸のセールスドライバー(以下 SD)が地域に滞在する時間が増え、集荷締め切り時間が延長したことで、地域の顧客から好評を得ている。

そうした中、宮崎県の県北に位置する延岡市・高千穂町・日之影町・諸塚村・日向市・美郷町でも過疎化や高齢化が進み、西都市・西米良村と同様にバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民への生活サービス向上が課題となっていた。

今回、宮崎交通とヤマト運輸は、地域住民の生活サービス向上を目的として延岡市−高千穂町、諸塚村−日向市を結ぶ2路線で新たに「客貨混載」を開始する。今回の取り組みにより、バス路線網の維持と高千穂町から県内への当日便を開始するなど、地域住民の生活サービス向上を実現する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流効率化による環境負荷低減活動【取り組み内容別】