2016年06月07日
【物 流】国交省「トラック輸送情報 平成28年3月分」
国土交通省は、平成28年3月分のトラック輸送情報を平成28(2016)年5月31日に公表した。
調査対象24社の3月の特別積合せ貨物の輸送量は、5,761,231トン(前月比115.5％、約773千トン増／前年同月比102.9％、約160千トン増加)の実績となった。平均稼働日数は25.0日(前月比1.7日増／前年同月比0.4日増)となり、稼働1日あたりの輸送量は、230,449トン(前月比107.6％、約16千トン増／前年同月比101.2％、約3千トン増)となっている。
品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比較すると「化学工業品」、「食料工業品」、「日用品」で輸送量が増加したと回答する事業者が多くいた。増加要因として工場・生産地からの貨物増であり、前年同月と比較しても品目別トータルで輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。地域別では、「関東」、「北陸信越」、「中部」、「近畿」、「中国」の各地方で貨物増となっている。
一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(3月の回答事業者793社／調査対象事業者数1,011社)の輸送量は、前月比105.0％、前年同月比99.3％となっている。この中でも近畿の輸送状況は前月比112.9％、前月同年比101.4％となっている。品目別では「金属製品」、「食料工業品」、「日用品」の輸送量が前月と比較して増加していると回答する事業者があった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
