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2016年06月03日

【知 識】INPEXと三菱重工業 エネルギー分野における技術課題を共同検討する覚書締結


国際石油開発帝石(以下「INPEX」)と三菱重工業は、エネルギー分野における様々な技術課題の解決に向けて共同で検討していくことに合意した。IoT(※)やロボットテクノロジーの活用などによる石油ガス生産操業の一層の効率化などを検討テーマとして掲げ、両社で推進委員会を立ち上げて本共同検討を進めていく予定にしている。

INPEXは、石油・天然ガス開発事業の持続的拡大をしていくとともに、天然ガスをコアとして広範囲な地域への安定したエネルギー供給に貢献することにより総合エネルギー企業へと展開・進化していくことを目指している。

三菱重工業は、ガスタービンを始めとする幅広いエネルギー・環境分野の技術を効果的に組み合わせ、世界の石油・ガス関連業界を中心にエネルギー市場の深耕を目指している。

今回の合意は、こうした両社の思いが一致したもので、将来的には、共同検討を通じて、従来の枠組みを越えた新しいビジネスモデルや革新的な事業機会の創出を目指す。


※IoT(Internet of Things、モノのインターネット)
「モノ」がインターネットを介して接続され、モノ同士・モノと人との間で相互通信を行う仕組みのこと。石油・ガス開発事業にIoT技術を適用することにより、開発費・操業費の低減、開発計画の最適化等に結びつくことを期待している

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識