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2016年06月01日

【環 境】日本郵船 船舶から排出されるCO2の削減目標を達成


日本郵船は、平成23(2011)年に策定した中期経営計画”More Than Shipping 2013”において当初の目標として掲げた、「船舶から排出される二酸化炭素の削減目標を平成27(2015)年度までに平成22(2010)年度比で燃料消費効率(原単位)の10%向上」を大きく上回る14.3%の向上を達成した。

同社は、平成17(2005)年3月に制定した「環境リスクを管理し、環境と経済のベストバランスを目指しながら、地球環境と持続可能な社会に貢献します。」という環境経営ビジョンのもとで、船主、船舶管理会社、乗組員、運航担当者など海陸関係者が一体となり、省エネ運航へまい進してきたことが今回の目標達成につながったと評価している。

日本郵船はInternational Maritime Organizationが実施するCO2排出規制強化に先駆けて、平成20(2008)年に船舶パフォーマンスマネジメントシステムの運用を開始し、同システムから得られる運航ビッグデータを活用し燃節活動に取り組んできた。現在では、次世代型自動車専用船や最新技術を導入した省エネ性能の高い船舶の竣工などにより、中期経営計画“More Than Shipping 2018”で掲げた「平成30(2018)年度までに平成22(2010)年度比燃料消費効率15%向上」という新たな目標の達成に取り組んでおり、「きらり技術力」による差別化で競争力を高めるとともに、国際社会の大きな責務であるCO2排出削減を推進し、地球温暖化防止に積極的に貢献していくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【取り組み内容別】