2016年05月25日
【物 流】厚労省 平成28年度「全国安全週間」実施を発表
平成28(2016)年4月26日、厚生労働省（厚労省）は平成28年度「全国安全週間」の実施を発表した。期間は同年7月1日から7日までで、安全週間の実効を上げるため、6月1日から30日を準備期間とする。
厚労省は全国安全週間の目的を「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」としており、昭和3(1928)年から一度も中断されることなく今年で89回目を迎える。
全国安全週間及び準備期間での実施事項として、安全パトロールによる職場の総点検や安全旗の掲揚、標語の掲示の他ホームページ等を通じた自社の安全活動などの社会への発信など全6項目が設定された。ほかにも、実施期間のみならず継続的に実施する項目も挙げられている。
業種横断的な活動としては、転倒災害防止対策や交通労働災害防止対策、熱中症予防対策などがある。また、業種の特性に応じた労働災害防止対策として、陸上貨物運送事業では、荷役作業中の荷台からの転落防止対策の徹底、荷主等との合同による荷役作業場所、荷役作業方法の安全点検および改善の実施、適正な労働時間管理、走行管理等の交通労働災害防止対策の実施が挙げられた。
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投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
