<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年05月06日

【環 境】国際海事機関 各船舶の燃料消費実績「見える化」の導入決定

国際海事機関は、平成28(2016)年4月18日〜22日までロンドンで開催された第69回海洋環境保護委員会において、同年10月開催予定の次回会合で「燃料消費実績報告制度」を導入した海洋汚染防止条約改正案の採択を審議することが合意された。

燃料消費実績報告制度は、国際航海に従事する、総トン数が5,000トン以上の全船舶を対象として、燃料消費量、航海距離・時間を同機関に報告するという内容で、これによって各船舶の実績を「見える化」し、省エネ運航を促進できる。

同制度の導入については、これまで日本主導で議論が行われており、今会議においては日本を中心として作成した制度案に多数国からの支持が集まった。同制度は早ければ2019年に開始される予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:36| 環境