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2016年05月10日

【アジア】旭化成  旭化成プラスチックスベトナムを設立


旭化成は、コンピュータ技術を活用して樹脂部品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うCAE(Computer Aided Engineering)解析を担う「旭化成プラスチックスベトナム」を設立した。2016年6月より営業を開始する。

自動車分野では、鉄やアルミニウムに代わる金属の樹脂化、複数部品の一体化など燃費改善のための軽量化やコストダウンに向けた取り組みが進み、高機能樹脂が車体の様々なところで採用されている。自動車部品には熱や衝撃、振動など厳しい環境に耐える素材が求められており、金属の樹脂への代替を進めるにあたりコンピュータによるエンジニアリング技術(CAE)を活用した精緻な樹脂部品設計、予測技術などのニーズが高まっている。

旭化成は、シリンダーヘッドカバーやブレーキブラケットなどCAEを活用した金属代替製品設計の多数の実績があり、さらなる製品提案力の強化を目指している。今回、CAE解析技術向上の一環として、ベトナムに現地法人「旭化成プラスチックスベトナム」を設立し、2016年6月より営業を開始する。日本、アジア、米国、欧州でCAE技術を活用して旭化成の樹脂に適応した製品デザイン提案を進め、自動車の軽量化など時代の求めるニーズに迅速に対応する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| アジア