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2016年04月21日

【物 流】平成28年3月度 JR貨物輸送動向


日本貨物鉄道(JR貨物)は平成28(2016)年3月度の輸送実績を発表した。

同月は、上旬に北日本地区低気圧接近等の影響により、高速貨42本が運休(前年同月は高速貨57本が運休)した。

コンテナ貨物の輸送実績は、2,089千トン(前年同月比102.6%)であった。
品目別の輸送実績では、鉄道へのシフトが進んでいる積合せ貨物(254千トン、同比110.8%)、食料工業品(325千トン、同比107.4%)が年度末需要も取込み増送となった他、農産品・青果物(190千トン、同比108.3%)が北海道地区の玉葱の生育良好であったことにより増送となった。
一方、景気低迷による売行き不振により、紙・パルプ(287千トン、同比93.4%)及び化学薬品(131千トン、同比97.2%)は減送した。

車扱貨物の輸送実績は、816千トン(同比108.0%)であった。
品目別の輸送実績では、石油(549千トン、同比108.9%)が市場価格下落による需要増で増送した他、セメント・石灰石(127千トン、同比101.3%)も旺盛な出荷となり増送した。

コンテナ・車扱の合計輸送実績は、2,905千トン(同比104.0%)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者