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2016年04月20日

【物 流】全日本トラック協会 平成26年度決算版経営分析報告書を発表


全日本トラック協会は、平成26(2014)年度決算版経営分析報告書をまとめた。今回で24回目の発行となる。

全国2,192社(有効数)から提出された平成26年度決算(平成25(2013)年10月から平成27(2015)年8月)の「一般貨物自動車運送事業報告書」について決算内容を分析した。トラック運送事業の売上高にあたる平成26年度の営業利益は1社平均200,795千円で、前年度の202,342千円と比べてマイナス0.8%とほぼ横ばいであった。また、燃料価格の下落効果により、営業利益率は前年度と比べて1.4ポイント改善したものの、マイナス0.9%となり8年連続の赤字となった。

トラック運送業界では燃料価格の下落といったコスト削減効果はあるものの、必要なドライバー数を円滑に確保できないため、賃金水準の引き上げや時間外労働の拡大による時間外給与の増加等の影響により運転者人件費が増加し、営業利益を圧迫した結果、営業赤字の改善は限定的となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者