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2016年04月13日

【物 流】平成28年度ドライブレコーダ機器等導入促進助成事業


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、事故や急加速・急減速といった一定の衝撃が生じた際に、その前後の映像や走行データを記録するドライブレコーダの普及をはかるため、自動車運送事業者等を対象に、導入の際に助成事業を実施する。

貨物自動車用ドライブレコーダは、使用の目的に応じて下記4つタイプに分類される。今回、(1)簡易型は助成対象から外されている。

<機器の分類>
(1)簡易型
急ブレーキ時等の映像及び簡易的に取得した車両速度情報を活用し、運転指導を行う
(2)標準型
急ブレーキ時等の映像及び車両速度情報を活用し、運転指導を行う
(3)運行管理連携型
急ブレーキ時等の映像及び車両速度情報による運転指導に加え、運行管理面やヒヤリハット等の多角的な分析等から交通安全教育等を行う
(4)スマートフォン活用型
スマートフォン(高機能携帯電話)及びアプリケーションの利用により事務所等に転送した急ブレーキ時等の映像及び位置情報を活用し、交通安全教育等を行う

助成額は、全ト協から、標準型に10,000円、運行管理連携型に20,000円、スマートフォン活用型に3,000円(タブレット端末による場合はアプリケーションに)、これに加えて、都道府県トラック協会から各協会の定めにより助成される。

車両にドライブレコーダを搭載することで、事故防止や安全運転の指導に役立てられることが期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連