<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年04月05日

【アジア】オリックス インドで合計1,004MWの大型風力発電事業に参入

オリックスは、同社の出資先であるインフラ開発・投資会社INFRASTRUCTURE LEASING&FINANCIAL SERVICELIMITED(以下「IL&FS」)と共同で、インドで発電容量合計1,004MWの風力発電事業を展開する。

IL&FSの風力発電事業子会社に対して49%出資することで合意し、既に運転を開始した発電容量775MWの発電事業への出資を完了した。229MWについては、2016年9月の運転開始時に出資する。

同事業は、インドの中でも風況が良い南西部の7州に合計26カ所の風力発電所を設置する。発電した電力は、主に州電力会社へ固定価格買取制度に基づいて売電するとともに、一部は大口需要家へ売電する。

IL&FSは、1987年にインフラ事業への資金供給を目的とした政策金融機関として、中央銀行や国営保険会社などの出資により設立された。現在では、エネルギー、交通などのインフラサービス事業や、証券、投資銀行などの金融サービス事業を多角的に展開している。オリックスは、インドでの事業展開における戦略的パートナーとして1993年に資本参加し、現在IL&FS株式の23.5%を保有している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア