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2016年03月17日

【環 境】風力発電から製造したCO2フリー水素を燃料電池フォークリフトへ供給する実証を開始


神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業、東芝、トヨタ自動車は、平成27(2015)年9月から検討を進めてきた京浜臨海部における再生可能エネルギーを活用した低炭素な水素サプライチェーンモデルの構築を図る実証プロジェクトの詳細が固まったことをうけ、実証を開始する。

同実証プロジェクトでは、横浜市風力発電所(ハマウィング)敷地内に、風力発電を利用し水を電気分解してCO2フリーの水素を製造し、貯蔵・圧縮するシステムを整備する。ここで製造した水素を、簡易水素充填車により輸送し、横浜市内や川崎市内の青果市場や工場・倉庫等に導入する燃料電池フォークリフトで使用するといったサプライチェーンの構築を目指す。

こうした地域と一体となった水素サプライチェーンの構築により、電動フォークリフトや ガソリンフォークリフト利用時のサプライチェーンと比べて、80%以上のCO2削減が可能になると試算している。

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投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【取り組み内容別】