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2016年03月09日

【知 識】慶應義塾大学と日立製作所 サイバーセキュリティ分野の共同研究開始



慶應義塾大学と日立製作所は、サイバーセキュリティやIoT(Internet of Things)などの技術を基盤とした「超スマート社会」(*)の実現に貢献するため、共同研究を開始する。今後、慶應義塾大学と日立製作所は、高度化・大規模化するサイバー攻撃に対するセキュリティ運用管理や個人情報の安全性に関連する技術の開発などに共同で取り組む。

これまで以上に多種多様なシステムが相互につながる「超スマート社会」の実現に向けては、セキュリティに対するニーズが高度化、複雑化する。これに応えるためには、工学的な観点だけではなく、人文科学的、さらには法制度の観点など多面的な研究が必要となることから、慶應義塾大学と日立製作所は、それぞれの持つ実績や強みを生かすことで、サイバー攻撃が社会に重大な影響を及ぼす脅威となり、セキュリティが社会を支える必要不可欠な要素となった現代において求められる、世界最高水準のセキュリティ技術の実現をめざす。また、共同研究を通じて、これら技術を運用するためのセキュリティ教育や、技術利用に関わる法整備を含む制度の提言などに寄与できると考えており、同分野におけるさまざまなテーマで連携を強化していく。

※ 超スマート社会
必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識