<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年02月17日

【物 流】平成28年1月度 JR貨物輸送動向


平成28(2016)年2月12日、日本貨物鉄道(JR貨物)は平成28年1月度の輸送実績を発表した。

平成28年1月度は、北日本地区及び関東地区における大雪等の影響により、月全体では高速貨216本、専貨4本が運休(前年同月は高速貨が122本運休)した。

コンテナ貨物の輸送実績は、1,625千トン(前年同月比95.5%)であった。
品目別の輸送実績では、鉄道へのシフトが進んでいる積合せ貨物(191千トン、同比106.9%)、食料工業品(226千トン、同比100.3%)が増送となった他、エコ関連物資(37千トン、同比107.1%)も増送。
一方、景気低迷による売行き不振により、紙・パルプ(262千トン、同比91.3%)及び化学工業品(156千トン、同比93.5%)を始め、殆どの品目が減送した。また、大雪による自然災害により、これまで好調な発送であった北海道地区の玉葱及び馬鈴薯等の農産品・青果物(164千トン、同比92.9%)も大きな影響を受け減送した。

車扱貨物の輸送実績は、837千トン(同比99.8%)であった。
品目別の輸送実績では、セメント・石灰石が前月の顧客工場定期修理実施による反動増で増送した一方で、石油は上旬から中旬にかけての気温上昇に伴う灯油の売行き不振等により減送した。

コンテナ・車扱の合計輸送実績は、2,462千トン(同比96.9%)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者