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2016年02月02日

【知 識】OISTとミサワホーム総合研究所 住宅開発で産学連携共同研究


沖縄科学技術大学院大学(OIST)とミサワホーム総合研究所は、蒸暑地の生活におけるエネルギーおよび水に関して持続可能(サステナブル)な導入および利用を可能にするシステムを開発・構築し、こうした地域においてエネルギー効率が良く、快適な生活を提供する住宅を開発することを目的として、共同研究契約を締結した。

蒸暑地域は、日本では南九州・沖縄から、さらに東南アジアをはじめとする広い地域に広がっています。これらの地域は人口の増加が著しく、CO2排出量も大きく増えることが予想されている。

高温多湿で年間を通じて気温差が小さく、低緯度の為紫外線が強く、台風の常襲があるといった課題もある。一方、日本の産業部門のエネルギー消費量がこの30年間に2割近く減少しているにも関わらず、住宅部門のエネルギー消費量は2倍になっており、今後の成長が見込まれる国々の住宅においても長期的対処が必要になると考えられる。このようなことを踏まえ、OISTとミサワホーム総合研究所が開発に着手する蒸暑地域におけるサステナブルな暮らしにつながる技術や知識を活用することで、地球温暖化対策に寄与することが期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識