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2016年01月20日

【物 流】JR貨物「輸送動向について(平成27年度第3四半期)」を公表


平成28(2016)年1月13日、日本貨物鉄道(JR貨物)は「輸送動向について(平成27年度第3四半期)」を公表した。

これによると、当期の運休数は10月上旬の台風23号上陸、11月及び12月の発達した低気圧接近等の影響により、118本となった。(前年同期は高速貨1,172本、専貨18本)

コンテナ貨物の取り扱いは、平成26(2014)年10月の線路土砂流入の影響を受け、ほぼ全ての品目で前年同期を上回り、全体では前年同期比107.1%、5,931千トンとなった。品目別にみると、ドライバー不足による需要増加等により『積合せ貨物』が720千トンとなり最も増加した(同118.3%、112千トン増)。次いで『食料工業品』が970千トンとなり、同109.6%、85千トン増であった。

車扱貨物については全体で2,339千トンとなり同93.7%となった。品目別にみると、11月から12月の気温上昇による灯油の売れ行き不振により『石油』が同95.8%の1,582千トンとなった。また、顧客工場の定期修理等の影響で『セメント・石灰石』が同84.7%の360千トンと最も減少した。

コンテナ・車扱貨物の合計は同102.9%の8,271千トンであった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者