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2016年01月19日

【環 境】阪急電鉄と大阪ガス 宝塚大劇場カーボン・オフセット公演を開催


阪急電鉄と大阪ガスは、政府が運用する温室効果ガス排出削減の認証制度「J−クレジット制度」(※@)を活用した「宝塚大劇場カーボン・オフセット公演」を開催し、期間中に排出される全てのCO2をカーボン・オフセットする。

阪急電鉄では、宝塚大劇場において、館内照明設備のLED化による消費電力削減のほか、CO2排出量の少ない天然ガスを利用した高効率ガス冷暖房を採用することによる温暖化対策に取組んでいる。一方、大阪ガスでは、高効率なガスコージェネレーションシステム(※A)やガス冷暖房の導入推進により、企業のCO2削減とクレジット創出を支援している。

今般、宝塚大劇場にて開催される、平成28(2016)年2月5日〜3月14日と同年3月18日〜3月21日の公演期間中、排出される全てのCO2を「兵庫県CO2削減協力事業」(※B)の一環として大阪ガスが兵庫県内の企業から取得したクレジットによってオフセットし、CO2排出量を実質ゼロにする。この期間内におけるCO2排出量削減見込みは、750〜800t− CO2となっており、これは一般家庭、約180〜200世帯分の年間CO2排出量に相当する。


※@ J−クレジット制度
省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによるCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度。これにより創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセット等、様々な用途に活用できる。

※A ガスコージェネレーションシステム
ガスで発電し、その際に発生する非熱を冷暖房や給湯などに利用する省エネルギーシステム

※B 兵庫県CO2削減協力事業
兵庫県内の中小事業者が設備更新する際などに同県内の大規模事業者が技術・資金などを支援し、結果、中小企業者において削減できたCO2をJ−クレジット制度を活用して大規模事業者に移転する仕組み

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】