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2015年12月11日

【知 識】空港の情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験開始


東京国際空港ターミナル(以下:TIAT)、日本空港ビルデング(以下:JAT)、NTT、パナソニックは、2020年に向けて訪日外国人の増加や少子高齢化のさらなる進展が想定される中、訪日外国人や車椅子・ベビーカーの利用者や高齢者などの空港を起点とした移動を、最先端情報技術の活用により安心・便利にサポートしていくことを目指し、訪日外国人とユニバーサルデザインを同時に対象として、「音」「光」「画像」「無線」等による最先端情報技術を活用した、世界初の情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験を2015年12月3日より国際線旅客ターミナルで開始した。

また、TIAT、JAT、NTT、パナソニックの4社は、同年11月26日に設立された「空港における情報UD検討委員会」に参画し、情報ユニバーサルデザイン高度化を推進する。

空港は、訪日外国人を迎える玄関であり、そこに集まる様々な訪問者・利用者の移動におけるバリアフリー化や情報へのアクセスのしやすさが一層求められているとともに、世界に向けて日本の最先端技術を発信することができる。4社は空港旅客ターミナルが求められていることと、その解決・実現に向けた最先端技術を持ち寄り、羽田空港国際線・国内線旅客ターミナルにおいて実証実験を行なうことにより、技術の有効性の検証と導入に向けた課題の明確化する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識