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2015年12月11日

【環 境】ブリヂストン 路面状態を判別するタイヤセンシング技術を世界で初めて実用化


ブリヂストンは、「CAIS」コンセプトに基づく路面状態判別技術の実用化に成功した。

「CAIS」とは、路面と唯一接しているタイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握することで、お客様に新たな価値を提供する同社センシング技術の総称である。また、このようなタイヤセンシング技術の実用化は世界初となる。

同社のタイヤによる路面状態判別技術は、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することが可能で、刻々と変わる路面状態を車載解析装置によって、7つの区分(乾燥、半湿、湿潤、シャーベット、積雪、圧雪、凍結)に判別する。路面状態の判別結果は車内ディスプレイを介して、ドライバーへタイムリーに伝達することで安全運転を支援する。

ブリヂストンは、平成23(2011)年11月からネクスコ・エンジニアリング北海道と共同で当技術の試験を進めており、今回ネクスコ・エンジニアリング北海道とライセンス契約を締結した。「CAIS」を使用することで、夜間など視界の悪い状況でも、走行しながら路面状態を的確に把握することが可能となり、また、これらの路面情報を道路管理事務所がリアルタイムに共有することにより、更に効率的、かつ効果的な雪氷対策作業が可能となる。

ブリヂストンは当技術により、今まで以上に正確な冬の道路管理、また管理業務の効率化に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】