2015年12月09日
【環 境】ユーグレナ、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを建設
ユーグレナは、平成27(2015)年12月1日、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日本空輸の協力のもと、2018年の稼動を目指した日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを横浜市の京浜臨海部に建設すると発表した。
ユーグレナ(和名：ミドリムシ)を用いた製品開発で知られる同社では、2010年5月よりバイオジェット燃料の研究を、2014年6月よりいすゞ自動車とともにバイオディーゼル燃料の研究開発を開始している。
現在、経済産業省、国土交通省などを中心に、「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けたバイオジェット燃料の導入までの道筋検討委員会」の設立など2020年に向けて燃料のバイオ化への推進が行われており、2020年に向けた国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化計画として、横浜市が「環境・エネルギー分野の拠点形成」を目指す京浜臨海部の旭硝子京浜工場内にて、2016年夏よりバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの建設を開始し、2017年内の竣工と2018年前半の稼動開始を予定。また、実証プラントの稼動を経て商業用プラントの計画を推進していくとしている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】
