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2015年12月08日

【物 流】国交省 トラック輸送情報(平成27年9月分)を公表


平成27(2015)年12月3日、国土交通省はトラック輸送情報(平成27年9月分)を公表した。

これによると、調査対象24社の特別積合せ貨物の輸送量は5,167,866トンで、前月比で約347千トン増(前月比107.2%、季節調整済み98.4%)となり、前年同月比では約106千トン減少(前年同月比98.0%)した。また、調査対象14社の宅配便貨物の取扱個数は約287,586千個で、前月比で約1,639千個減少(前月比99.4%、季節調整済み99.3%)し、前年同月比では約6,251千個増加(前年同月比102.2%)した。

調査対象25社における品目別・地域別の輸送状況では、前月と比べると、「農水産品」以外の全品目において輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。その要因として、工場・生産地からの貨物が増加したことが挙げられた。また、「化学工業品」と「日用品」で倉庫から出る貨物が増加し、「機械」と「日用品」で季節的な需要の増加が見られた。地域については、多くの事業者が関東地方から中国の範囲で増加したと回答した。前年同月と比べると、「農水産品」と「食料工業品」以外の品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。その要因として、「機械」において向上・生産地からの貨物減が見られたことが挙げられた。貨物の減少は、主に東京・関東・中部・中国の各地域で見られた。

全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者821社)の輸送量は、前月比106.3%、
前年同月比97.5%であった。前年同月比では過半数の地域が減少したが、前月比では全地域で増加した。前月比で最も増加したのは沖縄で、品目別では、「鉄鉱」と「機械」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連