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2015年11月20日

【流 通】図書館システムと連携し貸出データを通帳に印字可能な「読書通帳機mini」


内田洋行は、図書館システムと連携して貸出データを通帳に印字することのできる「読書通帳機」を、2010年より、公共図書館向けに開発し、これまで下関市立図書館をはじめとする12自治体の公共図書館に採用されている。導入後は、読書履歴が通帳に残ることで子どもの読書意欲が高まるほか、親子での図書館利用が増加するなどの効果も見受けられ、地域活性化につながるものとして注目されている。
こうした「読書通帳機」への関心が高まり、内田洋行では、新たにコンパクトモデル「読書通帳機mini」を開発し、2015年11月20日より、発売を開始する。

このコンパクトモデル「読書通帳機mini」は、図書館の既存のカウンターの上にも設置を可能としたほか、低価格化を実現した。地方公共図書館への導入に加えて、新たに全国の小中高の学校図書館への展開を図る。この「読書通帳機mini」によって、公共図書館と学校図書館とを結んで、「読書通帳」を通じて家庭で読書が促進されることが期待される。

「読書通帳機」は銀行の通帳のように、図書館の本や資料の貸出履歴を記録することのできる。「読書通帳」にはICタグが埋め込まれており、通帳を「読書通帳機」に入れるだけで借りた本の情報が簡単に印字される。読書の履歴を見える化し、児童の「もっと読みたい」意欲が促進され、図書館に通う楽しみが増えています。また、親子で図書館に通う姿が増え、図書館が地域全体のコミュニケーションの場となる。

「読書通帳機mini」は、図書館システムと連携して貸出データが印字される。通帳に貼付されたICタグから個人認証を行い、専用サーバーによって読書通帳機を管理する。通帳に貸出日や書名などを印字し、タッチパネルモニタで誰にでも簡単に操作できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通