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2015年11月19日

【物 流】平成27年10月度 JR貨物輸送実績


日本貨物鉄道(JR貨物)は、平成27(2015)年11月11日、同年10月度の輸送実績を発表した。これによると、コンテナ貨物の輸送量は、前年同月比118.4%の2,060,000トン、車扱は100.8%の724,000トンであった。合計では、2,784,000トンと13.2%増となった。

コンテナ貨物は、前年10月6日に発生した東海道線由比〜興津駅での土砂流入による影響を受けていたこともあり、エコ関連物資を除くすべての品目が前年を上回った。また、ドライバー不足による需要増加等で積合せ貨物が大幅な増となったほか、北海道地区の馬鈴薯・玉葱等の生育が良好なことに加え、市場価格高騰に伴う早期出荷傾向にあることにより好調な農産品・青果物等が前年を上回る形となった。

車扱貨物は、石油が市場価格の低廉化に伴う需要増加及び気温低下に伴う灯油需要の増加等により、堅調な発送となった。

平成27(2015)年10月は、爆弾低気圧接近及び台風23号接近の影響により、月全体で高速貨73本、専貨2本が運休となった(前年の運休は、高速貨909本、専貨18本)。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者