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2015年11月12日

【物 流】西日本高速道路 「高速道路整備によるストック効果集」を取りまとめ


平成27(2015)年10月28日、西日本高速道路株式会社は民営化10年を迎え、新規開通区間を中心に「高速道路整備によるストック効果集」を取りまとめた。

高速道路は、地域間の移動時間短縮など交通機能の向上を通じて、沿線地域の工業・農水産業・観光など諸産業の活性化や、行動圏の拡大による日常活動の活発化をもたらし、その結果、地域の活性化に寄与してきた。

たとえば、東九州自動車道の津久見IC−佐伯IC間の開通によって、大阪府内まで約11時間かかっていた時間が約9時間に縮まった。この要因としては、一般道の渋滞を回避できるようになり、定時制が確保されるようになったことがあげられる。結果、この時間短縮により、大分県から大阪府へ鮮度の高い魚類を確実に届けられるようになった。

徳島高速道路では、沿線自治体と連携し、高速道路と一体となった津波一時避難場所を整備する等、今後、発生が予想されている南海トラフ地震による災害発生時の復旧作業や緊急輸送路としての機能が期待されている。

「高速道路整備によるストック効果集」では、上記以外にも新名神高速道路の整備による利便性向上など、全18例が挙げられている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| その他