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2015年11月11日

【流 通】パナソニック 農業経営の安定化に貢献する 台風や積雪などの気象災害に強いハウスを発売


パナソニック エコソリューションズ社は、強風や積雪などの気象災害に強いパッシブハウス型農業システム「パナソニック低コスト耐候性ハウス(※1)」2タイプを2016年1月29日に発売する。

近年、台風襲来の増加や積雪により全国各地でハウスの倒壊が相次ぎ、生産者の経営リスクが高まっている。今回発売する製品は、これらの課題を解決するハウスとして、同社従来製品の太陽光と水・風を活用したパッシブハウス型農業システムのコンセプトを継承しつつ、新たに耐候性シリーズ対応品を品ぞろえする。ハウス柱脚固定部には独自開発のスタンド固定方式を採用した。基礎工事が必要なハウスと比較して、コンクリート基礎工事が不要なパイプハウス構造とすることが可能となり、施工費の削減を実現した。また、第三者機関(日本施設園芸協会)による構造診断を受けた、基礎工事が不要なパイプハウス構造においては風速50m/sと積雪荷重50kg/m2の両基準をクリア(※2)した。これにより、ハウスの倒壊リスクを低減し、農業経営の安定化に貢献する。

※1 一般的に普及している鉄骨補強パイプハウス等の基礎部分や接合部分を、強風や積雪に耐えられるように補強・改良することで十分な強度を確保したハウス。設置コストを鉄骨ハウスの7割程度まで低減した

※2 日本施設園芸協会による『パナソニック低コスト耐候性ハウス』として構造診断を受けた、「園芸用施設安全構造基準(暫定基準)」等に準拠した
【診委第015−01号】

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通