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2015年11月04日

【物 流】全ト協 後退時等の安全確保の徹底を要請


平成27(2015)年10月16日、全国トラック協会(全ト協)は、国土交通省(国交省)からの通達を受けて、各運送事業者に車両後退時等の安全確保の徹底を要請した。

今回の通達は、平成27(2015)年10月3日、徳島市内において、後退警報装置のスイッチをオフにしたまま後退したトラックが人や動物を巻き込む事件が発生したことを受け、国交省より出された。

事業用自動車の運行は、車高、視野、死角、内輪差および制動距離などその構造上の特性を踏まえたうえで安全確保を徹底することが求められている。その上で、以下の3点を重要項目として挙げ、周知を求めた。


1.運転者は、交通法規を遵守するとともに、進路変更、転回、後退等しようとするときは、あらかじめバックミラー等により周囲の安全を十分に確かめること。

2.後退時等に周囲に発音することにより歩行者等に対して注意喚起を行う装置(後退警報装置、左折警報装置など)を備える車両では、やむを得ない場合を除き、当該装置を停止しないこと。

3.運送事業者は、運転者に対して車両の構造上の特性について理解させるとともに、危険の予測及び回避に必要な技能を習得させる等適正な指導及び監督を実施すること。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者