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2015年10月30日

【アジア】ヨコガワ・インディア インドでトラックターミナル向け監視制御システム受注

横河電機の子会社であるヨコガワ・インディアは、インドの大手石油・ガス会社であるバーラト石油(BPCL)から、同社の石油や潤滑油の輸送拠点である11カ所のトラックターミナルを監視・制御するシステムを7億3,000万ルピー(約1,100万USドル)で受注した。

ヨコガワ・インディアは、インドの北部と東部にあるBPCLのトラックターミナルの入出荷設備や貯蔵タンクの監視、制御を行う、ターミナル・オートメーション・システム(TAS)として「Terminal Logistics Suite VP(TM)(ターミナル・ロジスティックス・スイート・VP)」と、安全計装システム「ProSafe(R)−RS(プロセーフ・アールエス)」を11カ所あるターミナルに納入し、エンジニアリング、据付、試運転を行う。

「Terminal Logistics Suite VP」は、石油・ガスターミナルの貯蔵施設や入出荷設備の監視、制御から在庫管理、品質管理、スケジュール管理に至るまでトータルにターミナル操業の最適化を支援する。プロジェクトの遂行にあたっては、TASを担当する日本やシンガポールにあるYOKOGAWAグループの拠点と連携し、顧客にとって最適なシステムの構築を目指す。BPCLのトラックターミナルは、2016年3月までに稼働する予定になっている。

BPCLのトラックターミナルに関するプロジェクトには、最先端の技術を用いることと、石油・ガス貯蔵施設の安全対策ガイドラインである、M.B.Lal委員会発行の勧告書に沿った安全性の高い製品を納入することが求められる。今回、ヨコガワ・インディアが受注できた主な要因としては、安全を重視し、顧客の視点に立った提案内容と、製品、エンジニアリング、据付、試運転に関して高品質を追求するYOKOGAWAの姿勢が挙げられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:24| アジア