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2015年10月13日

【物 流】物流連「第2回ユニットロードシステム検討小委員会」を開催


日本物流団体連合会(物流連)は、平成27(2015)年10月5日に「第2回ユニットロードシステム検討小委員会」を開催した。

同年7月に第1回目の委員会を開催しており、そこでは物流業界の人材不足対応の一手段としてユニットロードシステムを活用し、荷役作業の効率化を図ることやその際に想定される課題は荷役企業と共同して物流業界全体で取り組み、実態を把握すべきであるとの議論が行われた。

今回は、第1回目の検討を踏まえた上で2点の議論が行われた。1点目は、手荷役実態に関しての論点整理と実態把握調査の対象範囲の確認である。この論点ではユニットロードシステムを活用することでの具体的な効果として4点(1.長時間労働の抑制、2.肉体労働の最小化、3.モーダルシフトへの対応、4.女性・高齢者の活用の対応)が挙げられた。これを踏まえ、効果の実態調査を行うための対象範囲として、トラック輸送など幹線輸送を中心とし、サイズはパレットサイズを基準としている。それに加え必要に応じてロールボックスと6輪台車及びドーリー等も挙げられている。

2点目に、「荷役の省力化・効率化」を目指し、手荷役作業の実情を具体的に把握をするため、各業種別にアンケート調査を2015年10月中にも実施する意向を示した。しかしながら、調査対象が狭く、十分な回答数を得るために対象範囲を広げることの可否について関係者間で議論され、今後調整する運びとなった。

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投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者