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2015年09月18日

【流 通】オリンパス 4K技術搭載の外科手術用内視鏡システム発売


オリンパスは、4K技術を搭載した外科手術用内視鏡システムを2015年10月上旬から日本とヨーロッパで順次発売する。同製品は、オリンパスとソニーとの医療事業に関する合弁会社であるソニー・オリンパスメディカルソリューションズが技術開発を担当した。

がんなどの病変部摘出を目的に、体表に開けた数カ所の穴から外科手術用内視鏡と専用器具を挿入して行う手術(内視鏡外科手術)が一般に行われている。この手術方法は、開腹しないため術後の痛み軽減や早期回復などの効果が期待でき、患者さんの負担が少ない低侵襲治療として知られている。

今回、内視鏡外科手術の更なる正確性・安全性向上を追求し、4K(3840×2160ピクセル以上)技術を搭載した外科手術用内視鏡システムを発売する。従来機(※1)のフルハイビジョン映像に比べて画素数が約4倍(※2)となり、高精細な映像での手術が可能となった。また、豊富な色再現性により、微細組織や血管などの容易な識別をサポートする。


※1 「VISERA ELITE」(2011年10月発売)
※2 フルハイビジョンが約207万画素、4Kが約829万画素

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通