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2015年09月08日

【流 通】JR東日本 地方交通線を主な対象とした列車接近警報装置の開発・導入


 JR東日本では、究極の安全にむけて「グループ安全計画2018」を策定し、安全設備重点計画を推進している。その一環として、営業線内における保守作業に従事する地上作業員の安全性向上を目的に「GPSを活用した列車接近警報装置(以下、GPS列警)」の開発に取り組んできた。

 GPS列警は、地上作業員が持つ作業員用端末と車両に搭載したGPS車載装置でそれぞれの位置を測位し、作業員用端末に列車の接近を知らせる仕組みとなっている。また、GPSの位置情報と運行管理装置の列車情報を照合することで、高い信頼性を実現している。

 2015年度に八高線、飯山線に導入し、地方交通線を主な対象として2017年度までに25線区にGPS列警を整備する予定にしている。これまでの列車見張員による列車確認の他、GPSを活用した列車接近装置を導入することで、地上作業員の安全性向上に努めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:35| 流通