2015年09月04日
【知 識】日本ATMと中国民生銀行 戦略アライアンス契約締結
日本ATMは、中国の民間銀行でトップクラスの中国民生銀行と、中国におけるATM関連業務に関する戦略アライアンス契約を２０１５年８月２０日締結した。
今回の契約は、中国民生銀行が中国金融自由化の中で、効率的かつ顧客サービス品質を重視したATMサービスネットワークを構築するにあたり、日本ATMが有するATM関連業務の運営ノウハウを活かし、その構築をサポートすることを目的としている。
中国民生銀行は、日本流のATM運用手法やビジネスモデルが今後中国国内にも普及していくと考え、日本国内で豊富なノウハウを持つ日本ATMを戦略的パートナーとして選定し、両社は共同でATM業務運用合弁会社を立ち上げる。まずは、中国の武漢に新しくATMオペレーションセンターを設立し、２０１６年４月より日本と同様の（※）ATM監視業務を開始いたする。さらに２０１７年以降には、他の中国国内金融機関に共同運営型ATMサービスを提供するなど、幅広くビジネスを展開していくことも展望している。
※ 海外では、カード詰まりなどのATM故障時には、顧客に係員が到着するまで待つのが一般的だが、日本においては、顧客に電話で本人確認を行ったうえで、センターからATMを遠隔操作しキャッシュカードなどの返却を行うことができる。また、顧客に不快な思いをさせないよう、電話応対するオペレーターに十分な接遇教育を行うなど、高品質な顧客応対を実現する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 07:30| 知識
