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2015年09月04日

【環 境】ホンダ、家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットを一部改良


ホンダは、ガスエンジンで発電し、その際に生じるエンジンの排熱を利用して給湯や暖房を行う家庭向け熱電併給システム「エコウィル(ECOWILL)」ならびに自立運転機能付き「エコウィルプラス(ECOWILL PLUS)」のコアユニットとして好評の家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットを一部改良した。エコウィル用は平成27(2015)年9月より、エコウィルプラス用は平成28(2016)年1月に、各ガス事業者などへの販売を開始する。

この新型の家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット「MCHP1.0K3」ならびに自立運転機能付きユニット「MCHP1.0R1」は、負荷追従発電制御機構を新たに採用した。これにより、家庭の消費電力に合わせて発電電力を0.7?1kWの間で可変制御することで余剰電力を減らし、自家発電時間を増やすことが可能となった。これにより、電力会社から購入する電力量が削減され、給湯暖房ユニットと組み合わせることで家庭で負担する光熱費は、電気をすべて購入した場合に比べて、年間約5万7,000円 (ガス事業者による試算(平成27)2015年8月調べ)。金額は、各ガス事業者の料金プランなどにより変化する。) 節約できるようになる。

さらに、家庭用ガスコージェネレーション機器では日本初となる多数台連系認証を取得した。これにより、太陽光発電など他の小型分散型発電機器との組み合わせによる約1ヵ月間の連系確認試験が不要となり、迅速な設置が可能となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:20| 企業の取り組み 【機関別】